ドローン測量オペレーターとは?仕事内容・必要な資格・キャリアパスを解説

はじめに


「建設業に興味はあるけれど、体を使う仕事だけではない働き方も知りたい」。そんな方に注目されているのがドローン測量オペレーターという職種です。


三重県津市で総合建設業を営む株式会社南山建設でも、ドローンによる地形測量・空撮を導入し、現場のデータ取得を担う人材が活躍しています。


とはいえ、「実際にどんな仕事をするのか」「資格は必要なのか」が分かりづらい職種でもあります。この記事では、ドローン測量オペレーターの仕事内容から必要な資格、その先のキャリアまでを整理してご紹介します。



ドローン測量オペレーターとは

ドローン測量オペレーターとは、小型無人航空機(UAV)を操縦して上空から地形データを取得し、測量成果としてまとめる仕事です。


ここで大切なのは、「ドローンを飛ばすこと」が目的ではないという点です。取得したデータは、工事の設計・積算・出来形管理に使われます。つまりオペレーターは、現場全体の判断材料をつくる役割を担っています。


国土交通省が推進するi-Constructionによって建設現場のICT化が進み、この職種の必要性は年々高まっています。



仕事内容を4つの工程で解説


①飛行計画の立案と現地確認

まず、対象となる敷地の範囲・地形・周辺環境を確認します。上空に障害物はないか、周囲に住宅や道路はあるか、電波状況はどうか。安全に飛ばせる条件を整えることが最初の仕事です。


同時に、必要な精度から撮影高度やコース、写真の重複率を設計します。ここでの判断が、最終的な成果品の質を左右します。


②標定点の設置と精度管理

取得したデータを正しい座標に乗せるため、地上に標定点(対空標識)を設置し、その位置を高精度に計測します。地味な工程ですが、測量としての精度を担保する土台です。


この作業には測量の基礎知識が求められるため、土木や測量の経験が活きる場面でもあります。


③飛行と撮影

計画に沿ってドローンを飛行させ、データを取得します。多くは自動航行を用いますが、異常時に手動で安全に着陸させる操縦技術は必須です。


風速や日照条件の見極めも重要な判断のひとつ。天候を読んで「今日は飛ばさない」と決めることも、オペレーターの仕事に含まれます。


④データ解析と成果品の作成

取得した写真や点群データを専用ソフトで解析し、三次元モデル・等高線図・断面図・土量計算といった成果品に仕上げます。


屋外作業と室内作業の両方があるため、現場と机上の仕事をバランスよく経験できるのがこの職種の特徴です。



必要な資格とは


無人航空機操縦者技能証明(国家資格)

2022年12月に開始された国家資格で、一等・二等の区分があります。有人地帯上空での目視外飛行を行う場合には一等が必要となり、二等でも飛行許可申請の一部が簡略化されます。


必須ではない業務もありますが、取得しておくと任される業務の幅が確実に広がります。


機体登録と飛行許可・承認

100g以上の機体は国への登録が義務付けられています。また、飛行する空域や方法によっては、国土交通省への許可・承認申請が必要です。


申請手続きの知識も、実務では欠かせないスキルのひとつです。


測量・土木の基礎知識

資格そのものより重要なのが、測量と工事に対する理解です。「この現場では何を測るべきか」が分かって初めて、価値あるデータが取得できます。


そのため、未経験からでも、現場経験を積みながら習得していける職種といえます。



どんな人に向いているのか


  • 機械やデジタル機器に触れるのが好きな方
  • 段取りを考えてから動くのが得意な方
  • 屋外の仕事と、データを扱う仕事の両方に興味がある方
  • 安全に対して慎重な判断ができる方


特に「慎重さ」は重要です。ドローンは扱いを誤れば事故につながる機材であり、確認を怠らない姿勢が何よりも評価されます。



その先に広がるキャリア


ドローン測量で身につくのは、操縦技術だけではありません。測量の知識、三次元データの扱い、工事全体を俯瞰する視点。これらは施工管理や設計へ進む土台になります。


建設業のICT化は今後さらに加速します。早い段階でこの領域に踏み込んでおくことは、長く通用する強みを持つことを意味します。



南山建設で挑戦するということ


株式会社南山建設は、三重県津市を拠点に、土木工事業・舗装工事業・解体工事業・とび土工工事業・しゅんせつ工事業・管工事業の建設業許可に加え、測量業者登録と計量証明事業登録を有する総合建設業です。


測量から施工まで自社で完結する体制のため、自分が取得したデータが、実際の工事でどう使われるかを最後まで見届けられます。これは、測量だけを請け負う会社では得られない経験です。


私たちは“心を満たす郷土づくり”を掲げ、地域の暮らしを支えてきました。その現場を、新しい技術で前に進めてくれる仲間を求めています。


まとめ


ドローン測量オペレーターは、操縦技術・測量知識・工事への理解を重ねていく職種です。すべてを最初から持っている必要はありません。


空から現場を捉える仕事を、地元・三重で。


募集職種や仕事内容の詳細は採用情報ページをご覧ください。ドローン測量の実際の取り組みはドローン測量・撮影ページでご紹介しています。


ご質問だけでも構いません。お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

アーカイブ

人気記事